出産は、不安がいっぱい。
もちろん、なんの不安もないわよって人もいると思うけど、知恵袋や小町の投稿を見る限り、不安なひとは、多いのでは。
どんな風に陣痛が始まるのか。
どれくらい痛みがあるのか。
人それぞれとはいうものの、どれか自分に当てはまるのはあるはずと、気になって検索してしまう。そんな自分がいた。
何人かの出産記録をブログで拝見したので、自分も書いておこう。
入院準備、妊娠中にやっておきたいこと。
入院準備は、早めにしておくにこしたことはない。リストは、色々なところに掲載されてるから省くが、役立ったものを。
● ペットボトルストロー
100均で購入。寝ながらも飲み物が飲める。陣痛中は、とにかく深く呼吸さます。で、口が渇く。お行儀よく座って、ペットボトルのキャップを回して、、なんて飲めません。
妊娠中にやっておいた方がいいこと。
● 乳首マッサージ
きちんとしたタイミングで。不安なら助産師さんに聞いてからがいいかも。自分では、マッサージしてたつもりが、あまり意味をなさなかった。自分だと手加減しちゃうしね。慣れるまで痛いです。痛い状態のまま授乳すると、もっと痛いです。血豆が出来ました。
入院中は、血豆が治らず痛くて辛かった。ランシノーという、赤ちゃんが口にいれても大丈夫な軟骨を塗ってました。
※二本入りでお得でした
フライング破水と、
陣痛から出産まで。
その日は、40週健診日。子宮口は、3cm開いていて、もういつでも出産に入れますねと言われるものの、今週生まれなかったら、来週頭に、誘発分娩だと言われる。
そっか、まだ一週間猶予があるのか、なんて呑気に構えていた。
が、その夜11時。水が漏れたような感覚がした。尿漏れとは違う感じ。破水かなと思い、すぐに病院に連絡し、確認のためきてくださいと言われる。
事前に登録しておいた、陣痛タクシーに連絡し、20分程度で病院に到着。
破水かどうかわかる検査するものの、反応がない。(リトマス紙みたいので、調べる。破水してると青く変色するらしい)
結局、2時間ほどNSTをするものの変化はなく、帰宅することに。
深夜1時、再度タクシーで帰宅。残念な予行練習となった。
前駆陣痛?
陣痛のはじまりって突然痛くなるものなのか、全くわからなかった。
翌朝7時。ほんとに軽い生理痛を感じる。前駆陣痛ってやつか?と、とりあえず起床。動いたら収まるかなと思って。朝ごはんを食べるものの、微妙な痛みは収まらない。
11時
痛みの間隔は、10分が続いている。間隔が10分だと病院に連絡を取るのだが、いまだ本陣痛だという確証が持てなかった。昨日のフライングの件があるからなおさら。
13時
ますます痛みが強まってきた。ここで、どうやら陣痛らしいと認識し、主人に病院へと催促される。
タクシーで、病院へ。
車内で、突然涙が出てくる。不安だという意識はなかったけど、心の奥から発作的に出てきたようだった。
14時
まだ話せる余裕あり。主人に買ってきてもらったサンドイッチを一切れパクリ。
15時
母親と連絡がつかない。主人に弟経由でなんとか繋いでもらうよう頼む。
16時
痛みが強くなってきた。呼吸をリズムカルにしないと苦しい。主人に腰を押してもらうよう頼む。助産師さんには、寝てばかりだと進まないから、歩いた方が良いと言われる。
17時
こんな痛みで歩くのかと、愕然とするが、とりあえず起き上がってみるも、きちんと座れない。ベッドのフチに踏ん張れるように脚をつかえ、身体は曲がった変な体勢だったはず。あまりに痛がるせいか、子宮口の確認をしてくれる。7cmに。
順調です。今日中に生まれるかもと言われる。てか、今日中じゃないなんて耐えられんと心の叫び。
身体の奥底が、痛くてたまらない。すでに主人の指圧も効かなくなってきた。
18時
痛みで声が出てしまう。そして俗に言う、いきみ感が出てくる。何かが出てきそうな感じ。声が出てるのが、目安なのだろうか。慌ただしく、助産師さんが2人になった。
婦長さんと見られる方が、今が1番つらいわねと言う。ほんとにこの言葉に救われた。いつまで痛みが続くのかわからないと耐える方もつらい。
すぐさま子宮口チェックし、全開です。分娩室に移ります。と。
分娩室へ
支えられながら、トイレを経由し、分娩室へ移動。10歩もない距離が辛い。移動してからは、以外と冷静だった。医師や看護師が、呼吸の
仕方やいきみ方を言ってくれるもののなかなか上手くいかず…
仕方やいきみ方を言ってくれるもののなかなか上手くいかず…
体勢やいきみ方を変えつつ、30分程で出産。
最初の感想。本当に小さい人間が出てきた!と思った。胎動やエコーで、存在は認識出来ていたものの、どこか実感がなかった。
身体を綺麗にしてもらい、検査を受けたのち、ベビーは父親の手に抱かれ、再度分娩室にやって来た。この瞬間をたぶん一生忘れない。温かいものが、体に巡った。
母子接触と夕食
産院では、1時間の母子接触と面会が許されている。結局、母親は来れず、主人だけだったが、ゆっくりと時間が取れた。うまれてすぐにも、おっぱいを吸おうとするベビーを脇に抱きつつ、主人に口に運んでもらい、夕食を食べる。昼食を思ったようにとれなかったので、腹ペコだった。余韻に浸りつつも、現実的。出産が夜ということもあり、授乳はなく就寝し、1日が終わる。
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